私がまだ若い頃はレコード全盛期だったのですが、私の家はかなり貧乏暮らしだったので、大学に行ってから自分でバイトをして買うまでは思う存分にレコードを聴けなかったという思い出があります。
それがために、自分であこがれのレコードを購入したときは、天上にのぼらんばかりの感動を覚えたものでした。ビートルズを聴くのが好きで、当時はそっち系ばかり聴いていたのですが、その後、クラシック音楽に出会い、レコードの醍醐味というものを知ったのでした。
とくに、大音響で聴くバッハのマタイ受難曲は感動の域をこえており、聴いているだけで恍惚となり、この音楽を聴きながらなら死んでもいいとまで思わせるのでした。
そんなレコードも、いつのまにかCDプレーヤーにとってかわって、私もそんな感じでCDを最近は聴いていたのですが、どうにも魂がこもっていない。Soulseek Recordsではありませんが、魂を求めるものがそこにはないのです。そこで、どうにも我慢できず、昔ながらのレコードプレーヤを今回購入したのでした。
Denonのレコードですが、操作性がとてもシンプルで、けっこう機械オンチの私でもスムーズにきけました。音はやっぱりいいですね。音楽というものはこういう音でなくてはいけません。
